毎月16日(イチロクの日)、「まちにイノベーションを起こす!」ことをテーマに開催している、イチロクカンファレンス。
第11回は、横須賀への熱い想いを持った男性たちによるプレゼンが繰り広げられました。
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毎月16日(イチロクの日)、「まちにイノベーションを起こす!」ことをテーマに開催している、イチロクカンファレンス。
第11回は、横須賀への熱い想いを持った男性たちによるプレゼンが繰り広げられました。
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今回のスピーカーもアクティブに行動しているキャスティングです!熱い日が続きますが、それ以上に熱いイベントになること間違いなしです!!
いっしょに行動を起こしていきたい!何かやってみようかな!どんなことをするのか覗いてみよう!など、まだイチロクに来たことがない方でも大歓迎!
毎月16日(イチロクの日)、「まちにイノベーションを起こす!」ことをテーマに開催している、イチロクカンファレンス。
節目の第10回となった今回は、さまざまな立場から横須賀の「これから」を考えるプレイヤーたちの、熱のこもったプレゼンとなりました。
トップバッターを飾ったのは、16Startupsの役員でもある大澤貴行さんです。大澤さんが今回紹介したのは、アニメなどのキャラクターやボーカロイドなどに扮したYouTuber=Vtuber。中高生の間で爆発的に流行っており、これから可能性のある分野なんだとか。
Vtuberは人間の動きをトラッキングすることでキャラクターを動かしており、これまでは技術的に難しかったそう。しかし、その技術が発展したことで誰にでも簡単にできるようになり、参加者が激増しているのです。Vtuberとして発信している人の数は2018年7月時点で約4000人。再生回数は全体で7億回を超え、右肩上がりで伸び続けています。YouTubeライブやSHOWROOMといったライブ配信サービスによって、ライブ中に「投げ銭」もできるとのこと。人気のあるアカウントだと、1時間の配信で100万円以上を集めることもあるそうです。
大澤さんによると、これから地方創生に携わる人なら、将来的にVtuberに関わることになるだろうとのこと。自治体や商店街などのゆるキャラを、着ぐるみではなくVtuberとして配信する動きが始まりつつあり、この流れは加速していくのではないかと話されていました。
まだまだ始まったばかりのVtuberですが、9月には技術者向けのハッカソンが横須賀でも行われる予定だそう。気になる方は、ぜひ16Startupsの情報をチェックしておいてくださいね。
2番目に登壇したのは、フリーランスのITエンジニアとして働きながら、横須賀国際合唱団の代表も務めている鈴木広之さん。合唱王国と言われる福島県のご出身で、結婚を機に横須賀へ移り住んだそうです。
横須賀へ来てからも東京で合唱を続けていたものの、子どもも生まれ、通うことを断念。横須賀の合唱団の情報もあまりなかったため、自ら合唱団を立ち上げました。現在は横須賀市合唱団連絡協議会でも活動をしており、横須賀でも合唱文化を広めていきたいと活動をされています。
鈴木さんの今の思いは、組曲「横須賀」と横須賀市歌の認知度を高めたいということ。有名な作曲家である団伊玖磨さんによってつくられたこの2曲ですが、残念ながら、市民でも知っている人が少ないのが現状。この素晴らしい曲を知ってもらい、合唱に参加する人も増えていけば、と話されていました。
横須賀国際合唱団による合唱の様子は、YouTubeにもアップされています。演奏会も定期的に開催されているそうなので、ぜひ一度聴いてみてくださいね。
Yokosuka International Choir 横須賀国際合唱団
Yokosuka International Choir – 横須賀国際合唱団|YouTube
3番目に登壇したのは、株式会社サンアドバイザリー代表の大内陽平さん。横須賀生まれ、横須賀育ちで、2018年4月に起業したばかりだそうです。
大内さんの会社で行っている主な事業は、M&A。株式や事業の売却、事業承継に関わるサービスを提供されています。M&Aというと、以前はあまり良いイメージを持たれないことも多かったそう。しかし今は、廃業の危機にある中小企業を存続させたり、若手の社長の事業拡大につながったりと、企業にとっても大きなメリットのあるものとして活用されているとのことでした。
大内さんの願いは、M&Aを進めることで、三浦半島にある地元企業が廃業してしまうのを防ぐこと。商工会議所が行ったアンケートによると、事業主の約6割が60歳以上で、3割ほどは後継者がいない状態なんだとか。この状況をM&Aによって打破し、企業の存続や従業員の雇用を守ることにつなげていきたいそうです。
まだ横須賀での相談はないとのことでしたが、事業承継に関して困っている方や事業拡大をしていきたいという方がいれば、ぜひ紹介してほしいとのことでした。
4番目に登壇したのは、横須賀市長井出身で、16Startups役員・市議会議員として活躍する嘉山淳平さん。議員として活動する中で、多くの人から「働く場がない」という悩みを聞き、このシェアオフィス16Startupsを2011年に開設しました。
そんな嘉山さんが新たに挑戦を始めたのが、地元で行われている農業や漁業などを親子で体験してもらうプログラム。地元の人から、「地域の活性化といっても、どうしたらいいか」「地域の何が資源なのかわからない」などの声や、「子育てしながら働けない」「子どもを自然の中で遊ばせたいけれど、どこに行けばいいかわからない」といった声を聞き、今回の活動にたどり着いたんだそうです。
今年に入って、すでにいくつかのプログラムを開催している嘉山さん。採れたてワカメを茹でたり、キャベツや筍を収穫したりと地元の魅力溢れる体験で、参加者の満足度もとても高いようです。農産物や海産物を生産・収穫するだけでなく、生産者が多角的な事業を展開することで、売り上げも伸びていくのではないかとのことでした。
これからは旅行会社などと提携して、より多くのプログラムを提供し、集客を増やしていきたいとのことでした。サイト運営やプログラムのコーディネーター、資金提供など広く募集しているそうです。
最後に登壇したのは、株式会社 三崎恵水産の代表である石橋 匡光さん。石橋さんは城ヶ島出身で、海外留学や広告会社などで勤務したあと、創業実家の事業を継いで拡大させてきました。会社は、今年で創業50周年。2013年からは海外への輸出を行うようになり、現在は12か国に三崎のまぐろを直接輸出しているんだそうです。
石橋さんの会社がほかと違うのは、外食産業を手がけているということ。国内だけでなくシンガポールやアメリカに現地法人を持ち、複数の店舗を経営しています。シンガポールの店舗は、ミシュランガイド2017に掲載された経験もあるそうです。自社で輸出・輸入ができることが大きな強みで、訪れるお客さんの数も順調に伸びているんだとか。
そんな石橋さんが常に考えていることは、「世界一のまぐろ屋」になること。良いまぐろを、その価値を評価してくれる人へ届けるため、とにかく行動していきたいと思っているそうです。
石橋さんは、7月24〜26日に三浦半島で開催される「地域創生トレーニングセンタープロジェクト」にも関わっています。人手が足りていないので、もし関心がある人がいれば手をあげてほしいとのことでした。
横須賀・三浦半島の「これから」を考えるきっかけとなった、第10回イチロクカンファレンス。次回は8月16日(木)に開催予定です。
開催情報はFacebookページでお知らせしていきますので、ぜひチェックしてみてください。
毎月16日(イチロクの日)、「まちにイノベーションを起こす!」ことをテーマに開催している、イチロクカンファレンス。
「international」をテーマに開催された第9回は、テーマ通り国際色豊かなプレゼンとなりました。
トップバッターは、ネパール出身のLoknath Wostiさん。2000年7月から日本に住み始め、現在はレストランやホテル、旅行会社などの経営に携わるほか、ボランティアなど幅広く活動をされています。
小さい国ながら、120以上の民族と言葉が存在するネパール。自然豊かで世界遺産もあり、日本からの観光客も多く訪れているのだそうです。
そんなネパールと日本の関係が深まり始めたのは、1899年ごろとのこと。日本人が仏教を学びにネパールへやって来たのを機に、文化面でも政治面でも交流が盛んになったのだとか。
Wostiさんは、ネパールと日本の架け橋になりたいと、ネパールでも日本製品の販売や日本食のレストランを運営したり、日本の会社と共同でツアーを開催したりしているそうです。
横須賀にあるWostiさんのレストランは、市民にも人気です。ネパールの文化とWostiさんの温かい人柄に触れに、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
次に登壇したのは、写真家として活躍するMiko Strahan Toiさん。素敵な写真を撮るMikoさんですが、写真を始めたのはほんの5年前のこと。たまたま手に取った雑誌の特集で目にした写真に心惹かれ、写真家としての道を歩み始めたのだそうです。
現在、Mikoさんが被写体としているのは、横須賀市内の風景や戦争遺跡などが中心。高校卒業後にアメリカへ渡り、帰国後は米軍基地で働いていたという経歴がある彼女に取って、ペリーが来航しアメリカの文化が上陸した地である横須賀をテーマにした写真が、自身のアイデンティティとなっているようです。自分が撮った写真を通して学生に歴史を学んでほしい、海外へ発信して、たくさんの人に横須賀を訪れてほしいと語っていました。
人と比べない、自分だからやれることをやる。そんな信念を大切にしているMikoさん。6/29(金)まで、汐入駅すぐの横須賀市立市民活動サポートセンターで展覧会「日常の戦争遺跡点描」を開催しているそうです。また、9月には観音崎で個展開催を予定しており、資金面で協力していただける人がいれば、声をかけてほしいとのことでした。
3人目は、横須賀市内で飲食店を営む、Matt Nelsonさん。最初にオープンしたLONE SMOKEというお店は、ジューシーなお肉が美味しいアメリカンBBQのお店だそうです。
最初は自宅の裏で肉を焼いていただけだったそうですが、徐々にはまってしまい、近所の方にテイクアウトで販売するようになって、ついにお店をオープンしたのだとか。お店では、アメリカから本格的なスモーカーを輸入し、料理を提供。米軍関係者だけでなく、横須賀の人にも味わってほしいとのことでした。
最近は、新たに「bar76」というお店をオープン。ここは、ビットコインをはじめとした仮想通貨について語り合ったり、教えたりするのがメインとなっており、静かに会話ができることを重視した雰囲気作りをしているそうです。話すだけではなく、美味しいお酒も提供しています。気になる方はぜひ、のぞいてみてくださいね。
4人目は、横須賀市内に事務所を持つ、弁護士の生田秀さん。2014年に弁護士法人ナビアスを開設し、市民のさまざまな悩みを解決するために奔走しています。
生田さんが取り扱う業務で特徴的なのが、国際的な問題にも対応していること。そのひとつが、成年後見に関する業務です。近年、戦後に日本へ渡ってきたアメリカ人の方がリタイアし、相続などの問題が多く発生しているそう。本人や配偶者が認知症になり、コミュニケーションが難しくなっている人も多数いて、支援が必要とのことでした。
離婚後の養育費問題にも積極的に取り組んでいて、1人親でも相談のハードルが低くなるよう、着手金なしで完全報酬制で行っているとのこと。外国に比べて日本は法律が甘く、全体の20%ほどしか支払いがされてないのが現状だそうです。実際には難しい問題なのだそうですが、法律改正へ向けての運動をしながら、今の法律の中でできることを精一杯やっていきたいと話していました。
国境を越えて、困った人に手を差し伸べている生田さん。英語に対応したホームページもあるそうなので、ご自身が困ったとき、まわりの方が困っているときは、相談してみると良いかもしれません。
5人目は、市内で「MOD Beauty Supply」というお店を経営している、Petrish Dyerさん。米軍基地で働いていた経験があり、日本に住み始めてもう5年。リタイア後もここに住み続けることを決め、現在も横須賀に住んでいます。
Petrishさんが経営している「MOD Beauty Supply」は、エクステなどヘアスタイルに関する製品を取り扱っているお店。米軍基地に勤める女性が多く訪れるそうですが、日本人のお客さんも多いそうです。時には、がんで闘病中の方が製品を求めてやってくることもあるのだとか。
ジャマイカ出身のPetrishさん、ジャマイカで学校の設立に携わるなど、ソーシャルな活動もされているそうです。
6人目は、Yokosuka Bilingual School(を運営する、井上芙美さん。プリスクールやエレメンタリースクールなど広く展開、国際バカロレアも取得するなど、精力的に活動されています。
転機となったのは、市内で保育園の運営に携わっていたときのこと。日本の子どもとアメリカの子どもがお互いの言葉でやり取りしているのを見たのが、「面白い」と思ったことが、現在の活動を始めるきっかけになったんだそう。英語を学ぶ場所ではなく、教育をする場所。日米の子どもたちが、日本語も英語も一緒に話して、一緒に成長していく場所が、YBSなのです。
米軍基地がある横須賀には、約2万5000人のアメリカ人がいます。しかし、彼らは任期があるため、定住しているわけではありません。そんな横須賀で過ごす数年の間、日本や横須賀、そしてその文化を共に楽しめるように、と井上さんは考えています。
週末スクールから始まったYBSは、短期間で大きく拡大しました。この横須賀で多くの気づきを得て、たくさんのことにフレキシブルに挑戦して、多様性を楽しむ文化をつくること。そして、自分の意思を持って人生を切り開くスピリットを育んでいきたいとのことでした。
最後に登壇したのは、よこすかダンススタジオを運営している、Gabrielle Lyonさん。オーストラリア出身のGabrielleさんは、ドイツにあるハンブルグバレエ団の学校を卒業して、20年以上にわたって世界で活躍したキャリアを持つダンサーなんだそうです。
バレエのほか、アクロバットやヒップホップのレッスンも行っているよこすかダンススタジオは、インターナショナルな環境でダンスができることが特徴。講師も生徒も、日本人と外国人も混じりながら、楽しくレッスンが行われています。
以前は、日本人バレエダンサーはなかなかヨーロッパのレベルに追いつくことができなかったそう。しかし、コツコツと基礎を積み重ねてきたことが実り、現在は複数の日本人ダンサーが活躍するようになりました。もしかしたら将来、Gabrielleさんのもとで学んだ子どもたちが、世界で花開かせる日がくるかもしれません。
さまざまな文化の交流の場となった、第9回イチロクカンファレンス。記念すべき第10回は、7月17日(火)に開催予定です。
情報は随時Facabookページで配信していきますので、ぜひチェックしてください。
毎月16日(イチロクの日)、「まちにイノベーションを起こす!」ことをテーマに開催している、イチロクカンファレンス。
5月16日(水)に開催された第8回は、「コミュニティ」をテーマに熱いプレゼンが繰り広げられました。
トップバッターを務めたのは、ヨコスカダウンタウンクラブの副理事である大黒さん。
ヨコスカダウンタウンクラブは、横須賀中央駅周辺にある5つの商店街の若手による連合会です。商店街どうしの連携を深めたり、お互いのイベントなどを周知したりすることを目的に、2013年に設立されました。
同じ地域に位置する商店街でも、ほかの商店街のことは知らなかったり、わからなかったりすることも多いんだそう。そんな現状を打破し、お客さんにたくさんきてもらいたいという思いを持って活動しています。
現在は、「よこすかキッズフェスティバル」「ゆかたでスカブラ」「ヨコスカハロウィンフェスティバル」などのイベントを企画・運営。イベントに来て楽しんでもらうだけではなく、スタンプラリーの実施やマップの作成、金券の配布といった施策を通して、商店街内のお店にも立ち寄ってもらえる工夫をしています。
また、主催イベントやマラソンなどの行事と日程を合わせて、三浦半島の名店が集まる「街市」も開催。これまで、のべ100店舗近くが出店し、毎回盛り上がるイベントになっています。
今後のヨコスカダウンタウンクラブの活動に関しては、商店街どうしのさらなる連携を図ること、イベントを継続していくこと、活動を知ってもらえるようプロモーションを強化していきたい、と大黒さん。アプリなどITを使ったプロモーションも、今後は検討したいそう。
商店街の方々に、「加盟してよかった」と思ってもらえる団体であり続けることが目標。そのためにも、引き続き活動を継続していきたいとのことでした。
また、出店者やイベントなどのボランティアなど、活動に協力してもらえる方を募集しているそうです。活動に関心のある方は、Facebookページをのぞいてみてくださいね。
ヨコスカダウンタウンクラブ【ydc】
2番目に登壇した永井さんは、もともと秋田県出身のキャリアカウンセラー。営業職をしていたときに務めていた会社が、社員の学びを推奨する風土だったことから、働くメリットを知ってほしいとキャリアカウンセラーの資格を取って転職しました。
その後、キャリアカウンセラーの多くは臨床心理士の資格を持っていると知り、大学へ編入。出産を経ながら4年をかけて卒業し、今年の4月には自身で会社を設立しました。
永井さんをはじめとした株式会社LINKのメンバー5人は、みんな育児中の母親。スキルや経験を持っているのに、出産・育児で社会を離れ、復職もうまくいかずにいる母親が多いことを知り、そんな子育て環境を変えたいと立ち上がりました。
会社のメイン事業は、子ども向けイベントの企画・運営、キャリアカウンセリング、親子サロンの運営の3つ。この春には、天体観測に詳しい地域の方に依頼して、月のクレーターを観察するイベントを開催しました。子どもたちに非常に好評で、夏休みにも惑星を観察するイベントを開催する予定だそうです。
キャリアカウンセリングは、対象となるのは大人ではなく中学生。働く大人とつながることで、仕事の楽しさや大変さを直接知ってもらうことが目的です。
大学生や短大生などに講義を行うこともあった永井さんは、就職を目前にしたこのタイミングで働くことを知るのは、遅いのではないかと感じていたそう。そのため、進路を具体的に考え始める中学生で働くことに触れてもらい、その後の学びを進める上での意味づけにもできればと考えています。
子ども向けイベント、キャリアカウンセリングと並ぶメイン事業に据えているのが、親子サロン。カフェのようなサロンスペース、キッズスペース、一時預かりのできる託児所、会議室を併設した、総合的な親子サロンのオープンに向けて準備が進んでいます。
このサロンのコンセプトは、「子供のそばで自分の時間」。子どもが寝るまで待って自分の活動をするのではなく、子どもがいても活動できる場所があれば、女性が活躍する機会も増えるのではないか、と永井さんは考えています。
そのサロン内につくる予定の子どもが遊ぶキッズスペースは、「ボーネルンド」に依頼することが決まっています。永井さんは、その資金をクラウドファンディングで集めることに挑戦。100万円という高額にも関わらず、13日でのスピード達成に至りました。
銀行などから融資を得るのではなく、クラウドファンディングという形をとったのは、多くの人に愛される施設を作りたかったから。最初は社員5名で始めたプロジェクトでしたが、クラウドファンディングを通して、約80名の支援者とつくりあげるプロジェクトになりました。
クラウドファンディングは、6月29日(金)午後11:00まで。まだ支援は可能ですので、ぜひチェックしてみてください。
横須賀に乳幼児連れが安心して過ごせる室内遊び場を作りたい!|Readyfor
次に登壇したのは、久里浜商店会協同組合青年部「team 黒船 KURIHAMA」の島田さん。このチームは、久里浜商店街の若手メンバーで立ち上げたもので、結成8年目になります。
久里浜商店街の取り組みで画期的だったのが、大型店舗であるイオンと共同で活動を始めたこと。イオンにも久里浜商店街の会員になってもらい、商店街でもイオングループの電子マネーである「WAON」が使えるようになりました。
青年部では、このWAONによる決済機能を搭載した独自のポイントカード「くりはまドリームカード」を発行するほか、駐車場の運営、アーケードの整備、防犯カメラの設置、イベントの運営などを行っています。
商店街の運営に関わる活動のほか、空き店舗を活用した地域コミュニティの拠点施設「やすらぎ」を開設。棚をレンタルして作品の展示・販売ができるようになっており、出店者が交代で販売スタッフをしています。2階部分はセミナーなどができるスペースになっており、関東学院大学の協力を得て、英会話教室なども行いました。
活動の幅は徐々に広がり、商店街の枠を超えたことも行うようになりました。久里浜で行われる祭りやゴミ袋配布の手伝い、移動販売も行っています。現在は久里浜台の一部になりますが、時間や費用なども検討しながら、可能な範囲で活動を広げていければとのことでした。
久里浜商店街協同組合公式サイト
4番目に登壇したのは、言語聴覚士の森さんです。約20年前に資格を取得し、しばらくは横浜で働いていた森さんですが、新しい施設のオープン時に声をかけられて横須賀の事業所へ転職。妊娠を機にやめようと思ったものの、家族を説得して移住し、現在に至ります。
言語聴覚士である森さんが担当するのは、言語のリハビリです。高校生の頃、祖父がリハビリしている様子を見てリハビリに関心を持ち、調べているうちに言語聴覚士という資格があるのを知ったんだそう。
資格取得以来、ずっと高齢者施設で働いていたそうですが、あるとき、リハビリをしている方の家族に「リハビリでは話すけど家では話してくれない」という話を聞きました。それでは意味がないのではないか、そう考えた森さんは、地域に出ることを志すようになりました。
リハビリとは、本来あるべき状態への回復を目指すために行うもの。単に体の機能を回復するために訓練をするのではなく、潜在的に持っている能力を最大限に発揮させて、自立を促すものです。その人らしい、生き生きとした暮らしができるようにサポートすること。本来はそれが必要なのです。
地域に出始めた森さんは、知り合いのケアマネジャーと一緒に勉強会を立ち上げ、医療や介護に関するさまざまな情報を集めるようになりました。地域の活動に巻き込む形で関わると、リハビリや生活に対する意欲が上がった例も経験しました。
そのような地域での活動を広げていくため、森さんはこの夏にデイサービスを立ち上げることを予定しています。軌道に乗れば、言語に特化したデイサービスとして、日本で3番目の施設になる予定です。言語機能のリハビリとあわせて、心の元気も支援できるような施設にしたい、地域が連携して生き生きと暮らせる社会づくりに貢献したい、と語っていました。
最後に登壇したのは、10年前に逗子へ移住したという岡田さん。会社員として働くかたわらで、毎回4000名が参加するイベント「逗子コミュニティパーク」の実行委員長を務めています。
逗子コミュニティパークとは、亀ヶ岡八幡宮の境内で年2回(五月、11月)開催されている、「大人の休日」をテーマにしたイベント。2004年に第1回が開催され、次回で第27回を迎えます。2004年から続く企画。テーマが大人の休日。当初、逗子のまちづくり基本計画のレビューをする会として始まったものでしたが、「次は秋のいい季節だからお酒を飲もう」「音楽を聞こう」という流れが生まれて、現在の形に至っているそうです。
逗子コミュニティパークの運営は、補助金を利用したり、スポンサーをつけたりせず、ほぼ出店料のみで運営する独立採算制をとっています。事業として成立するということは、市場に受け入れられるということ。つまり、コンテンツが良いものだと認められているということだと、岡田さんは話します。
もともと出歩く方ではなかったという岡田さん。隣人に誘われて、とあるマルシェの手伝いに出かけるようになったそう。最初は嫌々ながら出かけていたそうですが、だんだんと人付き合いが広がり、街の輪郭が見えるようになり、面白く感じるようになっていきました。
そんな中、2011年には逗子コミュニティパークの実行委員に就任。前任の代表が仕事の都合で逗子を離れてしまったことをきっかけに、実行委員長になりました。
実行委員は、岡田さんを含め、みんな「フツーの人」。ただのボランティアではなく、プロボノ(専門家によるボランティア活動、またはボランティアに参加する専門家のこと)に近い形で参加するという意識を持っています。自分のスキルを生かして参加しよう、きちんと目標設定をして活動することを軸としています。
活動をする上で大事にしているのは、来たお客さんに満足してもらうこと。何かに迷ったら、その点に立ち戻って考えるようにしているそう。クオリティが上がれば、お客さんは満足してくれる。満足してもらえれば、経済効果は上がり、運営基盤も強くなる。そのサイクルが回るようになれば、コミュニティも形成されてくる。楽しいばかりではありませんが、そうして自分たちで地域活動を育てることで、自分たち自身も成長できたと、岡田さんは話します。
目標を持って地域で何かに取り組むことを通して、自分の土地を好きになってくれる人を増やしたい。そんな想いを持った逗子コミュニティパークは、5月19日(土)、20日(日)に開催される予定です。
逗子コミュニティパーク
それぞれのコミュニティの良さを知ることができた、第8回イチロクカンファレンス。第9回は、6月18日(月)に開催予定です。
次回のテーマは、「International」。登壇者などの情報は16StartupsのFacebookページにて、情報は随時お知らせしていきます。ぜひチェックしてくださいね。
https://www.facebook.com/16startups/
毎月16日(イチロクの日)、「まちにイノベーションを起こす!」ことをテーマに開催している、イチロクカンファレンス。
4月16日(月)に行われた第7回の登壇者は、なんと女性ばかり。観覧席も満員御礼、大盛況の会となりました。
五本木さん代表理事を務めるsukasuka-ippoは、横須賀市療育相談センターの通園部門「ひまわり園」の保護者会から生まれました。
五本木さんをはじめとしたスタートメンバーの7名は、保護者会の元役員。活動をする中で、今まで自分たちが知らなかった情報を得て、「これは保護者の間で共有すべきなのでは」と感じ、活動を始めました。
当初は、園内通信として始めた活動だったそう。しかし、五本木さんらが保護者会を卒業する時期になり、ほかの保護者の方から「続けて欲しい」との要望を受けて、本格的に横須賀市の保護者全体へ向けて情報発信をすることとなりました。
今では、Webサイトでの情報発信以外にも活動を広げています。ひとつは、横須賀商業会議所と一緒に始めたテレワーク事業。なかなか外で働くことのできない障害児の親が、在宅でも働けるように、と始めたこの事業は、2018年ふるさと名品オブザイヤーにエントリーされ、地方創生賞を受賞しました。
そして、2018年4月に新たに始めたのが、インクルーシブ学童「sukasuka-kids」。ここは、障害があるかないかに関わらず、みんな一緒に過ごすことのできる学童です。
障害児向けの放課後デイサービスも多く開設されるようになった中で、あえてインクルーシブ学童をオープンさせたのは、小さい頃から一緒に過ごせる機会を作りたかったから。「それが、障害の理解につながると確信している」と、五本木さんは語っていました。
今後は、障害を持つ親たちのアイデアを活かしたものづくりをしていきたいそう。商品開発を一緒に行ってくれる企業や、テレワークへの仕事依頼などを募集しているとのことでした。
横須賀のバリアフリー子育て情報局 sukasuka-ippo
看護師でありながらWebライターとしても活動する、異色な経歴の小松さん。この春、コミュニティナースとしての活動を開始したそうです。
コミュニティナースとは、「いつも地域の中にいて〝健康的なまちづくり〟をする医療人材」のこと。病院や行政、施設の外で、まちづくりをしながら健康維持や病気の予防などに関わるんだそう。
小松さん自身が活動する町田のコミュニティカフェでの事例や、そのほかの地域で活躍するコミュニティナースの事例などを紹介していました。
小松さんが横須賀で目指しているのは、「まちの保健室」をつくること。保健室をつくって地域と関わる取り組みは、全国で数多く行われているんだそうです。いくつかの事例を交えながら、地域住民の相談の場として、あるいは居場所のひとつとして活用されているとのことでした。
横須賀でも、そのような保健室をつくりたい、と話す小松さん。まだ具体的には進めておらず、これから仲間を集めて形にしていきたいとのことでした。
続いて登壇したのは、合同会社オン・ザ・ハンモックの桒村さん。三浦半島に住む人たちと創るアートイベントや、マルシェ「食彩マーケット」、ストリートフェス「サンデーストリート」など、多くの活動を手がけていますが、その原体験はロサンゼルスにあるのだそう。
デザインを学ぶために留学していたときに、日本人女子向けにLA情報を発信するメディア「JPy(ジェイピー)」をつくった桒村さん。そのメディアが好評で、本来するはずだったデザインの勉強ができていない…と悩んだそうですが、「地域で活動することもデザインのひとつ」と言われ、自信につながったんだとか。
その気づきを活かし、現在は三浦半島の資源を使って「新しい魅力」を創り出し、人や街の活性化につながる活動を展開しています。
そんな桒村さんが最近手がけた商品が、「食彩GARDEN 三浦野菜栽培キット」。これは、三崎でマグロを加工する際に出る残渣を肥料にした、三浦野菜を自宅で育てることのできるキットです。
収穫した野菜を美味しく食べられるレシピもセット。三浦市の代表産業である水産業や農業をPRできるこのキットは、「神奈川なでしこブランド2018」に認定されました。
次に開発したいと考えているのが、「SHOKUカタログ」。ポストカード式で、その食材の旬の時期に届くという新しい形の商品カタログで、三浦半島の「食」と「職」をPRしていきたいと考えているのだそう。
これから、「SHOKUカタログ」の製作資金を募るため、クラウドファンディングもスタートする予定とのことでした。
最後に登壇した渡部さんが勤めているのは、国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)。深海の研究機関としては世界的に有名な場所で、横須賀市夏島町に本部を構えています。
「JAMSTEC」と言ってもピンと来ない方も多いかもしれませんが、調査船「しんかい6500」などの名前は聞いたことがある方も多いかもしれません。それらを使って調査を行っているのが、JAMSTECなのです。
渡部さんがそこで行っているのは、深海熱水噴出域(温泉)の生物群集に関する研究。その独特な姿や、これまで行われた研究などがスライドに映し出されると、会場から「おお〜」と多くの声が上がっていました。
自身が行う研究に関して渡部さんは、「すぐに役立つものではない」と話します。しかし、深海生物の生態が明らかになったり、地球の内部や気候変動に関する研究を地道に進めていくことで、「10年後、20年後に皆さんにやっててよかったと思われるような仕事をしたい」とのこと。
渡部さんの関わる研究は、生態系の解明だけでなく、海底熱水鉱床開発に伴う環境開発にも関わってくるのだそう。海はのぞいてみないと見ることができない場所だけれど、見えない場所でどんなことが起きているのかがわかれば、自分たちの手でより良くできることが増えていくはずだ、と語っていました。
5月12日(土)には、施設の一般解放も行われるそうです。これを機に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
なでしこパワーが発揮された、第7回イチロクカンファレンス。次回もきっと、三浦半島を盛り上げる熱い登壇者が出てくるでしょう。
次回は、5月16日(水)に開催予定です。16StartupsのFacebookページにて、情報は随時お知らせしていきます。ぜひチェックしてくださいね。
3月16日(金)イチロクの日に開催された、第6回イチロクカンファレンス。回を重ねるごとに多くの方に参加していただけるようになり、会場の熱量も増してきています。
今回の登壇者の方々も個性的な面々で、充実した会となりました。その様子を、ダイジェストでお届けします。
トップバッターとなったのは、三浦学苑の教諭である清水茉莉花さんと、高校生リーダーの菅野真央さん、高橋里菜さんの3名です。
彼女たちが取り組むのは、「Education camp=Edcamp」というプログラム。フィラデルフィア初の教育イベントで、参加者が当日持ち寄ったテーマをもとに悩みや課題などを話し合う場をつくる教育イベントなんだそうです。
日本では2014年に導入されたEdcampは全国各地に広まりつつあり、この横須賀でも広めたいと活動しているのが、清水教諭と菅野さん、高橋さんをはじめとした高校生たちです。
2018年2月24日、このEdcampが須賀でも初めて開催されました。
日本全国で行われているEdcampとの違いは大きく2つ。運営メンバーの大半が高校生であること、横須賀の特性を活かした国際色豊かなゲストが参加していること。
たくさんの方の協力のもと、初のEdcampは大成功。当日は多くの高校生が参加し、議論はかなり盛り上がっていた様子です。
この経験を次回につなげ、横須賀での活動をさらに盛り上げていきたいとのこと。これからの発展に期待したいですね。
福田千秋さんは、介護福祉士や介護支援専門員として約17年間活躍した経験を持つパワフルな女性。介護保険外サービスを提供する「サポートつなぐ」を2017年に立ち上げ、もっと広めていきたいと奮闘されています。
サポートつなぐで現在提供しているサービスは、家事代行や見守り、外出サポート、おむつ交換などの身体介護などさまざま。既存の介護保険で利用できるサービスだけではカバーできないところを支援できるのが魅力です。
福田さんの次なる野望は、誰でも来れるお店をつくること。老若男女問わず、車椅子の方でも気軽に立ち寄ってお茶ができるような、そんなお店をつくりたいんだそうです。
お店づくりの実現に向けては、資金や場所、一緒に活動してくれる仲間などの問題がまだまだ山積しているそう。サポートつなぐの活動を広めながら、形にしていきたいとのことでした。
横須賀市内で、中学生に硬式テニスを広めようと活動されている、清田さんと瀬川さん。「よこすか硬式テニス普及の会」を立ち上げ、硬式テニス体験ができる「クリニック」の開催などを行っています。
中学校の部活で硬式テニス部を持っているところは少なく、その数は中学校全体の10%ほど。ほとんどはソフトテニスで、中学校入学までクラブで活動してきた子どもたちが部活で活躍できないという現状があります。
その現状を打破するため、清田さんと瀬川さんを中心に「よこすか硬式テニス普及の会」が発足。中学生向けのクリニックはこれまでに10回開催されました。部活の引率なども行っていき、中学生が部活に出られるようにサポートしていきたいとのことでした。
中学生の部活動として硬式テニスを広めることだけが、目指している形ではありません。よこすか硬式テニス普及の会が目標としているのは、「テニスの街、スポーツの街よこすか」。テニスのイベントや大会などで街を盛り上げていきたいと考えているそうです。
そのためにはまだまだ人材面や資金面で壁があるので、ぜひ支援をお願いしたいとのこと。テニスに関心のある方は一度、お2人に会いにレッスンに参加してみてはいかがでしょうか。
プロダンサー、インストラクターとして活躍されている角田さん(=通称TSUNさん)。EXILE PROFESSIONAL GYMの特別カリキュラム講師としてレッスンを行ったり、アーティスト遊助さんのツアーダンサーをしたりしている傍らで、一般社団法人スポーツリズムトレーニング協会の理事も務めています。
リズムトレーニングとは、リズム感を高めることで運動能力を伸ばすというこれまでにないトレーニング方法。すでに全国で200か所以上の幼稚園や保育園、小中学校で導入されているほか、プロアスリートも実践している方法なんだそうです。
日本臨床形成外科学会推薦トレーニングとしても認められている、リズムトレーニング。全国で広まりつつあるものの、まだ横須賀で導入しているところは少ないんだそうです。
リズムトレーニングが活用できるのは、子供やアスリートだけではありません。逗子の老人ホームでは、高齢者が座ったままできるプログラムを実施しているそう。
角田さんは、これから地元である横須賀でもリズムトレーニングを普及させて、子どもやスポーツに取り組む人を中心に役立てていきたいとのことでした。
最後に登壇したのは、地域メディア「ヨコスカ織り人」を運営する島貫さんと長江さん。地域の価値である「ヒト」にスポットライトを当てた記事づくりをしています。
約1年半前に立ち上げたヨコスカ織り人は、現在は月間4,000人ほどが閲覧するメディアに成長。まだまだ規模は小さいものの、市民の間での認知は徐々に広まっています。
ヨコスカ織り人では、Webメディア以外の活動も広げようとしています。
そのひとつが、「織り人マルシェ」。実際にメディアで取材したお店に会いに行けるイベントで、昨年第1回が開催されました。今年5月に第2回を開催予定で、現在準備を進めているところだそうです。
そしてもうひとつ計画しているのが、紙のメディア。Webだけではたくさんの人に情報を届けられないので、紙面での情報発信もしていきたいそう。店頭などに置いてもらって、目にとめてもらえればとのことでした。
ヨコスカ織り人が目指す形は、メディアがプラットホームとなって、住む人の間に気づきやつながりが生まれること。知らせたい人、伝えたいことがある人にぜひ記事をつくるリポーターになってもらい、活動を広げていきたいと話されていました。
毎回大きな盛り上がりをみせる、イチロクカンファレンス。次回の開催は4月16日(月)となっています。登壇者の情報などは16StartupsのFacebookページで随時お知らせしていきますので、ぜひチェックしてください。
「まちにイノベーションを起こす!」ことをテーマに、横須賀をベースに活動する5人のスピーカーがプレゼンテーションを行うイチロクカンファレンスが1月16日(火)イチロクの日に開催されました。
第4回となる今回も大勢のオーディエンスが16Startupsにご来場いただき、熱気のあるプレゼン大会となりました。
<登壇者一覧(五十音順)>
香村さんはプロウインドサーファーであり、ティアーズ ウインドサーフィンschoolインストラクター、三浦レーサーズクラブ(MRC)校長、日本体育協会 公認スポーツコーチ指導者(セーリング)などウインドサーフィンの普及に精力的に活動。
自身も昨年開催されたウインドサーフィンW杯横須賀大会に出場する傍ら、地元津久井浜でのワールドカップ応援団活動に力を入れ、その津久井浜の魅力、ウインドサーフィンの魅力をご自身の体験と共に熱く語っていただきました。
三浦・鎌倉・湘南地区と神奈川には多くの魅力的なビーチが存在している中、津久井浜はその地形からウインドサーフィンに適した風が吹くフィールド。
その津久井浜で開催された2017年のW杯には多くの来場者が詰めかけました。
その裏には香村さんをはじめ多くのウインドサーフィン愛好者と地元の方々の尽力がありました。
本年度も横須賀市津久井浜で開催されるウインドサーフィンW杯横須賀大会は上地克明大会実行委員会会長も魅力的なアイデアを打ち出すなど、さらにスケールアップするとのこと。
18歳から横須賀の米海軍基地の消防士として勤務する傍ら、川崎への引越しを機に家族と地域のつながりを求めて、海外でも話題のゴミ拾い団体「グリーンバード川崎駅チーム」を立ち上げた田村さん。
様々な活動を通して一般社団法人カワサキノサキを展開し、「守る」「育む」「伝える」をテーマにカワサキの魅力を発信し、仲間達と共に地域イベントのプロデュースを始めました。
畑での野外イベント「農園フェス」、JRとタイアップした川崎の野菜を販売する武蔵小杉駅開催のマルシェ「カワサキノメグミ」、アウトドアのスキルを使って楽しく学べる防災プログラム「TAMAGAWA CAMP」、350年続く川崎北部の土地でトカイとイナカの両極端の体験型プログラムを提供するコミュニティ「トカイナカヴィレッジ」等、地域のリソースを活かしたプロデュースの立役者となり、メディアからの注目も集め続けています。
明るくハツラツとして、時にユーモアを交えながら医療という大きなテーマでプレゼンを行ったのは中島内科クリニック院長 中島茂さん。
健診・食事療法・運動療法を主とした「未病」と糖尿病・認知症といった「高齢者医療」がクリニックの二つの軸。
「未病」では『キッチン中島』と題し、病気を未然に防ぐ食事療法を普及。フラダンス教室を開催するなどアクティブで健康的なライフスタイルを提案しています。
糖尿病・甲状腺の高齢者医療では最先端のテクノロジーを次々と導入し、三浦半島で唯一の機器での治療・検査を実施しています。
また、オーディエンスの多くが驚いた医療と介護の連携がほとんど取れていない実態に言及し、それを改善すべく「横須賀市・三浦地区 医療・介護の連携の会」を主催を発表しました。
大学でランドスケープを中心に設計を学び、ワークショップを企画するなど、ものづくりとことづくりの両方を大切にして設計した場所づくりを行う矢野さん。
精巧に作られた横須賀市汐入地区の谷戸の巨大ランドスケープ模型とデザイン性多数のパネルを使用し、目線を変えることで見えてくる自然と共存するまちづくりを発表。
巨大なビルを建てなくとも、山や丘を利用し家を建て、そこからの景色や季節の移り変わりを楽しみながら人々が生活をしてきた横須賀の住居環境をこれからも大切にしていくべきであると訴えかけました。
平成28年度の野菜ソムリエサミットで審査員賞を受賞した「にんじんジュース」で有名な元気もりもり山森農園 代表取締役の山森さんはIT技術を導入した農園経営についてのプレゼンテーション。
お父様が始めた農園経営の悩みは市内に分散した農地で、チェックの為に各農地を回るのに費やす時間を減らし、効率化を図る必要に迫られたのがICT導入のきっかけだったとのこと。
試行錯誤しながら、WEBカメラや生産・販売管理のソフトウェア等を使用し、その連携を模索しながら効率化を実現化させたと語る山森さん。
ASIAGAP(オリパラ食材基準)という国際水準農産物認証も取得し、今後は農業とご自身が取締役を務める福祉関連事業(株式会社虹の橋)との連携が課題だそうです。
「効率化」「見える化」の為の温度・湿度等のを環境計測機器はご自身とお義父さまの自作との発言には参加者も驚きの色を隠せませんでした。
懇親会も大盛り上がりで、盛んに異業種交流が行われていました。
次回は2月19日(月)開催です。回数を重ねるごとに熱気と活気を帯び、ムーブメントを起こしている横須賀発信のプレゼン大会にぜひご参加ください。第5回イチロクカンファレンス「まちにイノベーションを起こす方法!」の情報は16startupsのFacebookページでも配信していきます。
https://www.facebook.com/16startups/
今年6月15日についに施行される民泊新法(住宅宿泊事業法)、そして70年ぶりに改正される旅館業法に向けて、民泊ホスト様や新たに参入を検討している企業様、自治体の方々、不動産オーナー様、管理会社様向けに、去年10月より”民泊カンファレンス”を東京、大阪で4回開催してきました。
今回は、初の横須賀市での開催となります。
民泊新法の運用ルールが各自治体で発表され、観光庁も12月末に「住宅宿泊事業法施行要領」ガイドラインを発表いたしました。今回は、それらを踏まえ、横須賀市でも民泊を活用し地域活性化ができるのかというところに焦点を当て、みなさまと話し会うことができればと思います。旅館業法の簡易宿所を取得されているゲストハウスオーナーにもご登壇いただきます。
内容は、セミナー、トークセッション、新年会の三本立てとなっております。
【スケジュール】
18:30-19:00 開場/受付
19:00-20:30 セミナー(Airbnbスーパーホスト3名、ゲストハウスオーナー)
20:30-21:15 トークセッション(質疑応答)
21:15-22:00 懇親会
参加費用(新年会込み): 3,000円
カンファレンスのみ: 1,000円(当日2,000円)
※前売り券の申込後はキャンセル不可となっております。ご了承ください。
申込URL: https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/013e75zb73ps.html
定員: 40名
場所: 16 Startups (イチロクスタートアップス)横須賀中央駅から徒歩7分
主催: 16 Startups/構造計画研究所/民泊大学
12/11(月)16Startupsの1周年を記念してイチロクカンファレンススペシャルが開催されました。
冒頭では16 Startups CEO 相澤 謙一郎とCFO 鈴木 孝博が1周年のお礼をさせていただきました。
16 Startups CEO 相澤 謙一郎
16 Startups CFO 鈴木 孝博
スペシャルカンファレンス内容は「AIを活用してまちにイノベーションを起こす!」をテーマに、テラスマイル株式会社代表取締役 生駒祐一氏をお招きし「AIを活用したイノベーション」について講演していただきました。
テラスマイル株式会社代表取締役 生駒祐一氏
テラスマイル株式会社は、ICTデータを活用した営農活動の強化・育成、経営カイゼン、コンサルタントを行う宮崎県に本社を置く企業で、【農業×ビッグデータ×人口知能】を駆使して、営農サービスを展開し実績を出されています。
講演では廃棄する農作物等をAIでコントロールし、売り上げの上がる時期に出荷時期が重なるようにビッグデータを分析、契約出荷で安定経営を目指すなど、農業とITを組み合わせたスマート農業のあり方に注目が集まりました。
後半のアイデアソンは「どういったことにAIを活用したらまちがオモシロくなるか」、「AIとビジネスを繋げるには」といったテーマで16役員も加わった4つのテーブルに分かれて活発な議論が展開されました。
困難に立ち向かいながら素晴らしい芸術を作り出すアーティストの作品をクラウド上で管理し、AIがカテゴライズ。元気が欲しい時にはポジティブな作品を表示してくれるなど、ニーズにあったセレクトをしてくれるAI。ドネーションの一部がアーティストに返還される仕組み。
各分野にAIを普及させるために行政が積極的に動く。また、行政内でも予算を分配する際に最も効率的に分配する方法や貧困家庭に対しての援助などをビッグデータを活用して、効率化させていく。
三浦半島の豊富な食材とお酒をマッチングしAIがリコメンド。食べ過ぎ・飲み過ぎを防ぎ、必要であればおすすめスポーツをアドバイスしてくれ等、健康管理へと繋がるAIの活用。
「AIにも愛(アイ)が必要」との名言(?)が生まれるなど、有意義な時間となりました。
16startupsでは毎月16日に「イチロクカンファレンス」と題してプレゼン大会を開催しております。参加自由。懇親会もあります(有料)。
異業種交流の場として、新しいアイデア発見の場として、ぜひ16Startupsをご活用ください。