第15回イチロクカンファレンス開催レポート!今回も魅力的で熱意あるスピーカーが登壇!

第15回イチロクカンファレンス開催しました!

今回も精力的に事業展開されてる方々にプレゼンしていただきました。
毎月5名にご登壇いただいていますが、今回ほどジャンルの幅が広くなった会は初めてかもしれません!
今回のスピーカーは以下の5名の皆さんです。

<登壇者一覧(登壇順)>
・「今の仕事と新規事業」今浦良雅氏
・「いじめ防止授業~プレイバックシアターの手法を使って~」佐藤久美子氏
・「新規事業立ち上げに向けた補助金活用法」藤本直人氏
・「横須賀にクリエイティブ教育を〜なぜ、今、クリエイティブなのか?〜」芳賀恵里香氏
・「日本初?ローカルVTuber」夢野ゆあ氏
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まず一人目の登壇者は、今浦良雅氏。タイトルは「今の仕事と新規事業」。
今浦氏は県内様々な断熱工事やボイラー整備を手がけている株式会社T&R Demainの代表を務められています。
既存の事業のトークはもちろんですが、広告代理店だったキャリアを活かしてスーパーカーへのカーラッピング広告を展開していくとのこと。
銀行との話もすでにまとまっているとのことで、今後の展開に目が離せません!

 

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次のスピーカーは、佐藤久美子氏。トークテーマは、「いじめ防止授業~プレイバックシアターの手法を使って~」。
さすが学校や団体を相手に演劇で授業してきただけあり、先生のようなたたずまいと声の張り。
特にいじめを無くすことを目標にして展開しているらしく、生徒たちにも演劇してもらうのですが、演劇にもかかわらず途中で泣き出してしまう子も。子どもたちの心の中にそっと手を差し伸べてあげられるような、授業をされている様子が伺えました。
劇団プレイバッカーズ
ヨコスカ織り人にも取り上げられていました。http://yokosukaorigin.org/archives/3597

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そして三人目のスピーカーは、湘南信金の藤本直人氏。テーマは、「新規事業立ち上げに向けた補助金活用法」について。
よくある補助金説明会になりそう・・・と心配していましたが、そこには藤本氏の想いと熱が込められており、参加者からもその後の質疑応答の時間にたくさんの手が上がりました。特に、これまでの企業が商品開発などで成功した事例を取り上げて話をされた際には、釘付けになっていました。地元信金が頼りになる存在というのはありがたいですね。
湘南信用金庫

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四人目の登壇者は、芳賀恵里香氏。テーマは、「横須賀にクリエイティブ教育を〜なぜ、今、クリエイティブなのか?〜」
これまでクリエイティブに力を注いできた芳賀氏は、なんと市立総合高校美術部のご出身。さらに社会人でもWebデザイナーなどの仕事もされてきました。今後、子どもたちに必要なものは、サイエンスやテクノロジー、エンジニアリング、アート、数学などを含めたクリエイティブな教育と提唱され、それを実践していきたいと語っていただきました。
最近耳にするようになってきたSTEAM教育を噛み砕いて説明され、理解がより深まりました。また、クリエイティブに携わっている第一人者が教育として子供達を引っ張っていくことはとても重要であると感じました!

 

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そしてラストのスピーカーは、夢野ゆあ氏です!タイトルは、「日本初?ローカルVTuber」です。
なななんと、最近とっても注目されているVtuberがとうとうイチロクに初参加!
画像にある通り、ネット流行語大賞で金賞受賞しているだけでなく、消費経済もとてつもない金額が動いているのです。そこに目をつけたプロデューサーは、地元横須賀にも Vtuberに貢献してもらうと努力されている様子が伝わってきました。
プレゼンは、プロデューサーからの説明が主でしたが、なんと質疑応答の時間に、ゆあちゃんが会場のみなさんからの質問に直接答えてくれました!みなさん普段とは違い「好きな食べ物はなんですか?」とか「どこに住んでいるの?」などの質問をされ、すでにゆあちゃんワールドにのめり込んでしまっていました。紹介はYoutubeでもありますのでリンクをご覧ください。
【夢野ゆあ】VTuber でもお部屋借りれるの?【聞いてみた】

 

 

 

 

 

 

今回は人数が若干少なかったですが、内容は濃密でまたまた新しいプロジェクトが生まれていく予感がしました!
改めて、5名のスピーカーのみなさん、ありがとうございました!!
最後はいつものイチロクポーズでの集合写真です。

 

12/17 第15回イチロクカンファレンスを開催!STEAM教育からVTuberまで今回も多様な登壇者!

12/17、第15回イチロクカンファレンスを開催します!!
「まちにイノベーションを起こす!」ことをテーマに、三浦半島をベースに活動する方々がプレゼンテーションします!

今回のスピーカーもアクティブに行動しているキャスティングです!気温は寒くなっておりますが、イベントの熱量は毎回とても高いものがあります!

以下、登壇者情報です!

<登壇者一覧(五十音順)>
・「今の仕事と新規事業」今浦良雅氏
・「いじめ防止授業~プレイバックシアターの手法を使って~」佐藤久美子氏
・「横須賀にクリエイティブ教育を〜なぜ、今、クリエイティブなのか?〜」芳賀恵里香氏
・「新規事業立ち上げに向けた補助金活用法」藤本直人氏
・「日本初?ローカルVTuber」夢野ゆあ氏

そのプレゼンには「まちにイノベーションを起こす」ヒントがあります。そのヒントはビジネスや各種団体の事業、ひいてはご自身のの人生にも繋がってくるかもしれません!入場無料なのでお気軽にご参加ください!

いっしょに行動を起こしていきたい!何かやってみようかな!どんなことをするのか覗いてみよう!など、まだイチロクに来たことがない方でも大歓迎!

日時:12月17日(月)
時間:19:00〜 スタート、プレゼン(受付18:30〜)
20:15〜 懇親会
場所:16 Startups
(横須賀市小川町19-5 富士ビル3F)
参加費:なし(懇親会参加の方は2000円)
定員:50名 ※先着順

イチロクカンファレンスは、定期的に毎月開催していきます!
次回はみんなの前でプレゼンしたい!と言う方も、ぜひお越しください!

▼イチロクカンファレンスFacebookページ
https://www.facebook.com/events/1915089345466586/

2周年記念イベント「まちにイノベーションを起こす方法〜新規事業の創造とスケール化〜」開催レポート

今回は16Startups2周年を記念して、特別に「まちにイノベーションを起こす方法〜新規事業の創造とスケール化〜」をテーマに、株式会社アルファドライブ 代表取締役社長 兼 CEOの麻生要一氏による基調講演をおこなっていただきました!
創業期にやるべきことは、まずはリーンスタートアップの本を読むこと!
そして、仮説&顧客への検証を回すことが大事!
その数なんと、

300回!

その仮説&顧客を300回転させることが重要と麻生氏は語ります。
そうすることで、なんでも創業につなげることができる!これまでの創業支援などをされてきたご経験から、300回という相場観をお持ちでした。

メンター

起業家にとってメンターは自分に合うかどうかが大事。その人が理解できるようにしろとか、まとめろとか言うメンターは要注意。
加えてその人が自らゼロから事業を作ったことがあるかどうかが重要。
とにかく早くたくさん顧客のところへ行く
=真面目に製品を作っていては時間がかかりすぎる!
高速プロトタイピングこそが何より重要。

スタートアップ

スタートアップは、短期的に無借金経営することや黒字経営をすることではない。
スタートアップとは、スケールすることを前提にした経営モデル。
具体的には、急速成長させるために作られた経営モデルであり、あえて赤字を作りその反面でスケールをしていくことを狙う。

まちにイノベーションを!

辺境からこそイノベーションは起こせる
地域で止まりがちだけど、それを全国展開することが重要!
アワードに出す→勝ち抜く→知ってもらうことが大事!

 

 

後半では、麻生氏に加えて、16Startupsを運営している株式会社マチノベの CEO相澤、CFO鈴木、COOの嘉山が登壇し、「三浦半島でスタートアップを増やしていくには?」というタイトルでトークセッションをおこないました。

ネット中継をご覧いただいている方(なんとマイアミ!!)からのネット質問も受け付けながら、会場の皆さんからも様々な意見をいただきました。

 

最後はおきまりのイチロクポーズ!

今後の麻生氏のアドバイスなどから、インキュベーション型シェアオフィス 16Startupsの今後のやるべき方向性も見えてきた気がします!

引き続き三浦半島盛り上げていきましょう!!

 

次回のイチロクカンファレンスは、12月17日(月)19:00〜開催します!

Barイチロクは12月3日(月)19:00〜ごろからやります!

 

皆さんお楽しみに!

11/16イチロク2周年記念イベント【まちにイノベーションを起こす方法〜新規事業の創造とスケール化〜】

おかげさまで16Startupsも2周年を迎えることができました!
感謝を込めて11/16(金)イチロクカンファレンススペシャルを開催します!!

今回は特別に「まちにイノベーションを起こす方法〜新規事業の創造とスケール化〜」をテーマに、株式会社アルファドライブ 代表取締役社長 兼 CEOの麻生要一氏による基調講演をおこなっていただきます。
※麻生氏プロフィールは下段を参照ください

その後、横須賀の経営者も交えたトークセッションをおこないます!

日時:11月16日(金)
時間:
19:00-スタート(18:30-受付開始)
19:02-代表挨拶 2周年にあたり
19:12-16Startups 2年の軌跡とこれから
19:25-基調講演(麻生要一氏)
20:00-トークセッション
20:45-中締め、集合写真
21:00- 懇親会・ネットワーキングパーティ

場所:16 Startups(横須賀市小川町19-5 富士ビル3F)
参加費:無料(懇親会参加者は2,000円)
定員:50名 ※先着順
※ご参加いただいた方には、16Startups2周年記念ノベルティグッズをプレゼント!!

この2周年を機に、16Startupsとしてもさらなるチャレンジを積み重ねていきます!
いっしょに行動を起こしていきたい!何かやってみようかな!どんなことをしているのか覗いてみよう!など、まだイチロクに来たことがない方でも大歓迎!お待ちしております!

<麻生氏プロフィール>
麻生要一氏
http://yoichiaso.me/
株式会社リクルート(現リクルートホールディングス)に入社後、ファウンダー兼社長としてIT事業子会社(株式会社ニジボックス)を立ち上げ、経営者としてゼロから150人規模まで事業を拡大後、ヘッドクオーターにおけるインキュベーション部門を統括。社内事業開発プログラム「Recruit Ventures」及び、スタートアップ企業支援プログラム「TECH LAB PAAK」を立ち上げ、新規事業統括エグゼクティブとして約1500の社内プロジェクト及び約300社のベンチャー企業・スタートアップ企業のインキュベーションを支援した経験を経て、自らフルリスクを取る起業家へと転身。2018年2月に企業内インキュベーションプラットフォームを手がける株式会社アルファドライブを創業。また、2018年4月に医療レベルのゲノム・DNA解析の提供を行う株式会社ゲノムクリニックを共同創業。2018年6月より「UB VENTURES」ベンチャー・パートナーへ就任しベンチャーキャピタリスト業を開始。2018年9月に株式会社ニューズピックス執行役員に就任し、NewsPicks for Businessの事業開発を担当。

10月17日(水)19:00〜イチロクカンファレンスVol.13開催します!

イチロクカンファレンス

20181017

まちにイノベーションを起こす挑戦Vol.13

10/17、第13回イチロクカンファレンスを開催します!!
「まちにイノベーションを起こす!」ことをテーマに、三浦半島をベースに活動する方々がプレゼンテーションします!

今回のスピーカーもアクティブに行動しているキャスティングです!熱い日が続きますが、それ以上に熱いイベントになること間違いなしです!!

<登壇者一覧(五十音順)>
・磯崎 康二 氏、岩堀 達也氏「ん?私?もちろん大好き横須賀が♪〜横須賀カルタ誕生物語〜」
・木村 文彦 氏「歯科医院経営2.0」
・黒田 千佳 氏「自由でダイナミックな発想のもと社会課題を解決する事業を生み出し未来へつなぐ137」
・原 良一 氏「SUPで行く!海から観る横須賀の歴史ツアー」
・平賀 加代子 氏「ネコノミクスで横須賀を盛り上げる!」

そのプレゼンには「まちにイノベーションを起こす」ヒントがあります。そのヒントはビジネスや各種団体の事業、ひいてはご自身のの人生にも繋がってくるかもしれません!入場無料なのでお気軽にご参加ください!

いっしょに行動を起こしていきたい!何かやってみようかな!どんなことをするのか覗いてみよう!など、まだイチロクに来たことがない方でも大歓迎!

日時:10月17日(水)
時間:19:00〜 スタート、プレゼン(受付18:30〜)
20:15〜 懇親会
場所:16 Startups
(横須賀市小川町19-5 富士ビル3F)
参加費:なし(懇親会参加の方は2000円)
定員:50名 ※先着順

https://www.facebook.com/events/481295122380368/

イチロクカンファレンスは、定期的に毎月開催していきます!
次回はみんなの前でプレゼンしたい!と言う方も、ぜひお越しください!

 

9/28 Code for Yokosuka【子育てアイディアソン】開催!

Code for Yokosuka アイディアソンイベント
子育てオープンデータを活用したアイディアソン「子育てアイディアソン」開催!!


これまでCode for Yokosukaでは、アイディアソンやハッカソンなどを開催し、市民のITスキルを活用して、まちをよりよくしていく取り組みを展開してきました。
この度「子育て」というテーマ設定し、横須賀市が持つ統計データを読み解きながら、課題を解決していく子育てしやすいまちにしていくイベントを開催します。

今回、活用するデータは、市が公開しているオープンデータの中でも、データ元の数値も含んだオープン生データを扱っていきます。
データ大好きのマーケターや統計官も大歓迎!もちろんITスキルを活かしたい!という方も、ITスキルが無くても、普段感じていることや、こうなったらいいなというアイディアも形になるかもしれませんので、どなたでもご参加お待ちしております!

アイディアソンとは、短時間でアイディアを出しまくるという「アイディア+マラソン→アイディアソン」意味です。

参加者には事前にデータを共有させていただきますので、アイディアを膨らませてきてくださいね。

以下、開催概要です。

<日時>
日程:9月28日(金)
時間:アイディアソン19:00-21:00(受付18:30-)
懇親会21:00-22:00
場所:16Startups(横須賀市小川町19-5 3F)
参加費:無料、懇親会参加者は2,000円

<当日の流れ>
18:30-受付開始
19:00-開会
19:05-ブリーフィング
19:20-アイディアソンスタート
20:30-各グループよりプレゼン
21:00-懇親会

共催:Code for Yokosuka、16Startups

9/14第12回イチロクカンファレンス「成功体験から学ぶ!!クラウドファンディング特集!!」

9/14、第12回イチロクカンファレンスを開催します!!
「まちにイノベーションを起こす!」ことをテーマに、三浦半島をベースに活動する方々に登壇いただきます!
この軸に加えて、クラウドファンディングの経験者にご登壇いただき、成功体験を共有していただきます!


みなさんからチャレンジしてみたい!気になっている!という声に対し、16Startupsとしてもクラウドファンディングの提携をスタートしました!

クラウドファンディングでどんなことができるのか、経験者のストーリーを踏まえて、みなさんの事業のヒントにしていただきたいと思います。

そのヒントはビジネスや各種団体の事業、ひいてはご自身のの人生にも繋がり、拡がる可能性を秘めています。入場無料なのでお気軽にご参加ください!

いっしょに行動を起こしていきたい!何かやってみようかな!どんなことをするのか覗いてみよう!など、まだイチロクに来たことがない方でも大歓迎!


<開催概要>
日時:9月14日(金)
時間:19:00〜 スタート、プレゼン(受付18:30〜)
20:15〜 懇親会
場所:16 Startups
(横須賀市小川町19-5 富士ビル3F)
参加費:なし(懇親会参加の方は2000円)
定員:50名 ※先着順

▼申し込み
Facebookアカウントをお持ちの方は、以下のFacebookイベントより、参加ボタンを押してください。
https://www.facebook.com/events/2091527834508709/

イチロクカンファレンスは、定期的に毎月開催していきます!
次回はみんなの前でプレゼンしたい!と言う方も、ぜひお越しください!

イチロクカンファレンス「まちにイノベーションを起こす挑戦Vol.11」を開催します!

8/16、第11回イチロクカンファレンスを開催します!!
「まちにイノベーションを起こす!」ことをテーマに、三浦半島をベースに活動する方々がプレゼンテーションします!

今回のスピーカーもアクティブに行動しているキャスティングです!熱い日が続きますが、それ以上に熱いイベントになること間違いなしです!!

<登壇者一覧(五十音順)>
・飯倉 剛 氏「養蜂家から見た三浦半島〜ミツバチは減っているのか?〜」
・伊藤 翔 氏「聖域なき広報改革」
・大谷 晃巨 氏「UXデザインと花を横須賀に」
・田中 宏和 氏「建築がもつ影響力」
・西尾 勝宏 氏「地縁(ちえん)型ゴルフ練習場を創る」
そのプレゼンには「まちにイノベーションを起こす」ヒントがあります。そのヒントはビジネスや各種団体の事業、ひいてはご自身のの人生にも繋がってくるかもしれません!入場無料なのでお気軽にご参加ください!

いっしょに行動を起こしていきたい!何かやってみようかな!どんなことをするのか覗いてみよう!など、まだイチロクに来たことがない方でも大歓迎!

<開催概要>
日時:8月16日(木)
時間:19:00〜 スタート、プレゼン(受付18:30〜)
20:15〜 懇親会
場所:16 Startups
(横須賀市小川町19-5 富士ビル3F)
参加費:なし(懇親会参加の方は2000円)
定員:50名 ※先着順
イチロクカンファレンスは、定期的に毎月開催していきます!
次回はみんなの前でプレゼンしたい!と言う方も、ぜひお越しください!

横須賀の「これから」を考えよう!第10回イチロクカンファレンスを開催しました

毎月16日(イチロクの日)、「まちにイノベーションを起こす!」ことをテーマに開催している、イチロクカンファレンス。

節目の第10回となった今回は、さまざまな立場から横須賀の「これから」を考えるプレイヤーたちの、熱のこもったプレゼンとなりました。

「ゆるキャラから、Vtuberへ」大澤 貴行 さん

トップバッターを飾ったのは、16Startupsの役員でもある大澤貴行さんです。大澤さんが今回紹介したのは、アニメなどのキャラクターやボーカロイドなどに扮したYouTuber=Vtuber。中高生の間で爆発的に流行っており、これから可能性のある分野なんだとか。

Vtuberは人間の動きをトラッキングすることでキャラクターを動かしており、これまでは技術的に難しかったそう。しかし、その技術が発展したことで誰にでも簡単にできるようになり、参加者が激増しているのです。Vtuberとして発信している人の数は2018年7月時点で約4000人。再生回数は全体で7億回を超え、右肩上がりで伸び続けています。YouTubeライブやSHOWROOMといったライブ配信サービスによって、ライブ中に「投げ銭」もできるとのこと。人気のあるアカウントだと、1時間の配信で100万円以上を集めることもあるそうです。

大澤さんによると、これから地方創生に携わる人なら、将来的にVtuberに関わることになるだろうとのこと。自治体や商店街などのゆるキャラを、着ぐるみではなくVtuberとして配信する動きが始まりつつあり、この流れは加速していくのではないかと話されていました。

まだまだ始まったばかりのVtuberですが、9月には技術者向けのハッカソンが横須賀でも行われる予定だそう。気になる方は、ぜひ16Startupsの情報をチェックしておいてくださいね。

「未来に歌い継ぐ 横須賀の名曲〜 大作曲家が横須賀に遺した熱き魂 〜」鈴木 広之 さん

2番目に登壇したのは、フリーランスのITエンジニアとして働きながら、横須賀国際合唱団の代表も務めている鈴木広之さん。合唱王国と言われる福島県のご出身で、結婚を機に横須賀へ移り住んだそうです。

横須賀へ来てからも東京で合唱を続けていたものの、子どもも生まれ、通うことを断念。横須賀の合唱団の情報もあまりなかったため、自ら合唱団を立ち上げました。現在は横須賀市合唱団連絡協議会でも活動をしており、横須賀でも合唱文化を広めていきたいと活動をされています。

鈴木さんの今の思いは、組曲「横須賀」と横須賀市歌の認知度を高めたいということ。有名な作曲家である団伊玖磨さんによってつくられたこの2曲ですが、残念ながら、市民でも知っている人が少ないのが現状。この素晴らしい曲を知ってもらい、合唱に参加する人も増えていけば、と話されていました。

横須賀国際合唱団による合唱の様子は、YouTubeにもアップされています。演奏会も定期的に開催されているそうなので、ぜひ一度聴いてみてくださいね。

Yokosuka International Choir 横須賀国際合唱団

Yokosuka International Choir – 横須賀国際合唱団|YouTube

 

「M&Aで地元企業の廃業を阻止したい」大内 陽平 さん

3番目に登壇したのは、株式会社サンアドバイザリー代表の大内陽平さん。横須賀生まれ、横須賀育ちで、2018年4月に起業したばかりだそうです。

大内さんの会社で行っている主な事業は、M&A。株式や事業の売却、事業承継に関わるサービスを提供されています。M&Aというと、以前はあまり良いイメージを持たれないことも多かったそう。しかし今は、廃業の危機にある中小企業を存続させたり、若手の社長の事業拡大につながったりと、企業にとっても大きなメリットのあるものとして活用されているとのことでした。

大内さんの願いは、M&Aを進めることで、三浦半島にある地元企業が廃業してしまうのを防ぐこと。商工会議所が行ったアンケートによると、事業主の約6割が60歳以上で、3割ほどは後継者がいない状態なんだとか。この状況をM&Aによって打破し、企業の存続や従業員の雇用を守ることにつなげていきたいそうです。

まだ横須賀での相談はないとのことでしたが、事業承継に関して困っている方や事業拡大をしていきたいという方がいれば、ぜひ紹介してほしいとのことでした。

株式会社サンアドバイザリー

「地域でその時期にしか味わえないプレミアムな体験企画」嘉山 淳平 さん

4番目に登壇したのは、横須賀市長井出身で、16Startups役員・市議会議員として活躍する嘉山淳平さん。議員として活動する中で、多くの人から「働く場がない」という悩みを聞き、このシェアオフィス16Startupsを2011年に開設しました。

そんな嘉山さんが新たに挑戦を始めたのが、地元で行われている農業や漁業などを親子で体験してもらうプログラム。地元の人から、「地域の活性化といっても、どうしたらいいか」「地域の何が資源なのかわからない」などの声や、「子育てしながら働けない」「子どもを自然の中で遊ばせたいけれど、どこに行けばいいかわからない」といった声を聞き、今回の活動にたどり着いたんだそうです。

今年に入って、すでにいくつかのプログラムを開催している嘉山さん。採れたてワカメを茹でたり、キャベツや筍を収穫したりと地元の魅力溢れる体験で、参加者の満足度もとても高いようです。農産物や海産物を生産・収穫するだけでなく、生産者が多角的な事業を展開することで、売り上げも伸びていくのではないかとのことでした。

これからは旅行会社などと提携して、より多くのプログラムを提供し、集客を増やしていきたいとのことでした。サイト運営やプログラムのコーディネーター、資金提供など広く募集しているそうです。

地域の魅力体験サイト「シテコベ」

「三崎のマグロのマグローバル化」石橋 匡光 (Masamitsu Ishibashi)氏

最後に登壇したのは、株式会社 三崎恵水産の代表である石橋 匡光さん。石橋さんは城ヶ島出身で、海外留学や広告会社などで勤務したあと、創業実家の事業を継いで拡大させてきました。会社は、今年で創業50周年。2013年からは海外への輸出を行うようになり、現在は12か国に三崎のまぐろを直接輸出しているんだそうです。

石橋さんの会社がほかと違うのは、外食産業を手がけているということ。国内だけでなくシンガポールやアメリカに現地法人を持ち、複数の店舗を経営しています。シンガポールの店舗は、ミシュランガイド2017に掲載された経験もあるそうです。自社で輸出・輸入ができることが大きな強みで、訪れるお客さんの数も順調に伸びているんだとか。

そんな石橋さんが常に考えていることは、「世界一のまぐろ屋」になること。良いまぐろを、その価値を評価してくれる人へ届けるため、とにかく行動していきたいと思っているそうです。

石橋さんは、7月24〜26日に三浦半島で開催される「地域創生トレーニングセンタープロジェクト」にも関わっています。人手が足りていないので、もし関心がある人がいれば手をあげてほしいとのことでした。

株式会社 三崎恵水産

横須賀・三浦半島の「これから」を考えるきっかけとなった、第10回イチロクカンファレンス。次回は8月16日(木)に開催予定です。

開催情報はFacebookページでお知らせしていきますので、ぜひチェックしてみてください。

https://www.facebook.com/16startups/