第20回イチロクカンファレンス開催レポート!今回も夢のあるスピーチで熱く盛り上がりました!
Posted on 2019.5.20
Conference

「まちにイノベーションを起こす!」をテーマに、三浦半島をベースに活動する方々がプレゼンテーションをするイチロクカンファレンス。
令和初となった第20回も、夢を持って活動する6人の登壇者がキャスティングされ大いに盛り上がりました!

<登壇者一覧(登壇順)>

01.『窮地に立たされた斜陽産業にて〜業務改善と新規事業展開の一現場』
湘南製餡株式会社  代表取締役 望月真澄 氏
02.『Yokosuka×F.Marinos Project』
大澤 貴行・嘉山 淳平
03.『パーソナルトレーナーマッチングサービスの将来性』
西川 継延 氏
04.『ポートマーケットにおける新たな挑戦』
鈴木 孝博
05.『夢が叶うまちを創ろう!』
NELD代表 三田 希美子 氏


01.『窮地に立たされた斜陽産業にて〜業務改善と新規事業展開の一現場』
湘南製餡株式会社 代表取締役 望月真澄 氏

最初の登壇者は湘南製餡株式会社の代表取締役、望月真澄さん。
「あんこ屋さん」3代目として、業界の苦難やこれからの展望について熱く語ってくれました。

望月さんの父である先代が経営していた頃はいわゆるバブル期で、勝手に仕事が入ってくるような時代だったそうですが、餡を卸していた和菓子屋の廃業などもあり、徐々に仕事が減っていく時代を経験されながら、会社を引き継いでいったそう。
豆の炊き方や仕入れなどあんこ屋としての日常業務は教わったものの、お得意様へのループ営業などが中心で新規開拓営業はほとんどしてこなかったため、経営に関しては誰からも教わることができなかった、と望月さん。
売り上げが落ちても人件費は落とせず、また排水処理費用の負担も大きい中、「嘆いてはいられない」と新規事業を決意し、和菓子をつくることを始めました。

そこで力を入れたのが従業員の意識改革。
経営者が決めたことに対し全員が同じ方を向けるよう働きかけをし、「みんなで頑張っていこう!」と決意新たに動き出しています!

湘南製餡株式会社


02.『Yokosuka×F.Marinos Project』
大澤 貴行・嘉山 淳平

続いては、16Startupsメンバーでもある大澤 貴行&嘉山 淳平が登壇!

「横浜F・マリノス」といえば誰もが聞いたことのあるサッカーチームですが、その拠点となっているのは横浜だけではないことをご存知でしょうか?実は、ここ横須賀もホームタウンなんです!
…と、参加者のほとんどが知らなかった事実に会場内はザワつきました。
なんでも、「横浜F・マリノス」のホームタウンは横浜・横須賀・大和の3都市なんだそうです。

「これが、当の横須賀市民にまったく浸透していないんです!」と嘉山。
ある時、知人の紹介で横浜マリノスのマネージャーの方と出会い、「マリノスをもっと使ってください!」という言葉に、これは使わない手はないと動き出しました。

ホームタウンである横須賀で、いかにマリノスを知ってもらいファンを増やすか、またどのように地元の活性化に繋げていくか、ということを考えながら、マリノスオープンイノベーション会議と称してワークショップを重ね、およそ1年間の準備期間を経て、「横須賀×F・マリノスプロジェクト」が始動。

実はこのカンファレンスの前日に、マリノス公式HPから「Jリーグをつかおう!」プロジェクトの一環として発表されたばかりだそう。
「まだ企画はまっさらな状態なので、ぜひ皆さんにやりたいことやアイデアを持ち寄ってキックオフミーティングに参加してもらいたい!」と意気込む大澤。

3年後には、みなとみらいから久里浜へマリノス公式練習場が移ってくるとのこと。
これは「横須賀F・マリノス」になる日も近い…!?

「Jリーグをつかおう!」プロジェクトページ
「横須賀×F・マリノスプロジェクト」


03.『パーソナルトレーナーマッチングサービスの将来性』
西川 継延 氏

続いての登壇は、今年3月に関東学院大学を卒業したばかりだという西川継延さん。
小・中・高と野球をしていたという西川さんは、自身の経験から個々にあったスポーツ指導を受けられる環境があれば…と感じていたそう。大学在学中に習得したプログラミング技術を活かし、現在はパーソナルトレーナーマッチングサービスのアプリケーション開発をしています。

サービスの柱となるのは
・スポーツ指導者とユーザー(スポーツをしている人)のマッチング
・スポーツ健康学に関するキュレーションサービス
※キュレーションとは、インターネット上の情報を収集しまとめること。または収集した情報を分類し、つなぎ合わせて新しい価値を持たせて共有すること(コトバンクより)
・機械学習を用いた人口知能(AI)のトレーナー
など。

2020年の東京オリンピックへ向けてスポーツへの意欲・関心が高まっている中、スポーツ市場も年々拡大していることから、ビジネスチャンスを感じている、と話す西川さん。しかし自分自身での長期運用は考えておらず、サービスが実用化され市場を確立した際には、開発したシステムを他企業にBuyOutしていきたいそうです。
また、「一緒に開発に携わってくれるメンバーを募集中!」とのこと。

西川 継延┃Facebook
西川 継延┃Wantedly


04.『ポートマーケットにおける新たな挑戦』
鈴木 孝博

続いてはまたまた16Startupsメンバーから、鈴木孝博が登壇!
昨年6月、突然の閉店発表に横須賀市民をザワつかせた『よこすかポートマーケット』についてスピーチしました。

『よこすかポートマーケット』といえば、三浦半島の肉や魚、野菜などの生鮮食品や特産品などを販売している地産地消マーケット。元々マグロの冷凍庫だったところを改装し、平成25年3月にオープンしました。しかし経営ノウハウ不足からか、年々客足は減り、年間7000万の赤字に。運営元であるシティサポートよこすかは、継続困難という理由で昨年6月に撤退を発表。テナント店舗側は何も知らされないまま、新聞記事を見てビックリしたのだとか。

鈴木自身も、ポートマーケット内に土産物屋やジェラートショップなど店舗を出している立場。
「経営が厳しいことは感じていたが、他の店舗の皆さんと頑張ってやってきていたところを突然撤退と聞いて…」と当時の困惑を語ります。

経営難とはいえ、来場者は年間30万人。また年間3000台の観光バスが停留する場所でもあるため、
観光に力をいれているはずの横須賀市があの場所を閉めてしまっていいのか?なんとか継続ができないかと、この1年間、シティサポートと話し合いを重ねたそうです。

そして現在、2019年4月より1年間という期限つきで、テナント会だけで運営をしているとのこと。
支出を見直し、ミサキドーナツやどぶ板通りにあるスカジャン店など人気店を新たに入れたことで、今のところ売り上げは好調。「赤字にならずになんとかやっていけるかなというところ」と話します。通常販売以外にも、フリーマーケットや職場体験などイベントを盛り込み、集客に繋げています。

1年間限定のため、来年度以降はまた新しい事業者を募集するとのこと。
詳しくは横須賀市HPより「ポートマーケット跡地活用調査報告書」をご覧ください。※2019年7月公募終了

鈴木 孝博┃Facebook
よこすかポートマーケット


05.『夢が叶うまちを創ろう!』
NELD代表 三田 希美子 氏

最後の登壇者は、先日二十歳になったばかりだというNERD(ネルド)代表の三田希美子さん。
『NERD』は「トンネル」と「WORLD」を合わせて生まれた言葉で、横須賀が全国で一番トンネルが多い都市であることに加え、人と人と繋がりを大事にしたいという想いから「トンネル」を連想、また横須賀が世界(=ワールド)に発信できるような都市になればという願いを込め、名付けたのだとか。

横須賀でみんなの「やってみたい!」をサポートしたいという三田さん。
「あなたには夢がありますか?」と問いかけ、挑戦してみたいけど一歩踏み出す勇気がない…、そんな人たちが小さな夢でも叶えられる場所をつくりたいと語ります。また、挑戦して終わりではなく「次のアクション」へ繋げられるよう目指します。

8月にはキックオフイベントを開催予定。
横須賀市谷戸地域の空き家を活用し、お化け屋敷企画や謎解き&リアル脱出ゲームを企画中。

「人と人とのつながりから生まれる新しいモノがあると信じている。夢をもった人がいろんな形で繋がって、化学反応が起きたら面白い」と楽しそうに語る三田さんの表情がとても印象的でした!

NELD┃Facebook
三田希美子┃Facebook


6人の登壇者の方、夢のあるスピーチをありがとうございました!

最後は全員でイチロクポーズです!